Cafe 568 : 五郎八が思ったこと、感じたことを綴る 地熱住宅・五郎八の家
東洋人と西洋人の違い


日本人は何を考えているのか良くわらないといわれるが、本当にそうなのか?
本当だとしたらなぜなのか?

日本人の美意識の中に寡黙であること、または中庸であることなどが挙げられるが、
西洋人に東洋人は何を考えているかわからないと言われる。
ときには自己表現の下手さから、人前ではっきりと自分の意見が言えず誤解されやすい。
しかし、これは東洋人の独特の特性である。

これと反対に西洋人はとにかく自己表現をよくする。
これらの両極の違いはどこから来るのか。
それは、自我の位置が違うからである。

西洋人の自我は意識界にあり、東洋人の自我は無意識界にある。
自我が意識界にあれば、周囲からもその人の自我が判断できるのでわかりやすい。

ところが自我が無意識界にあると、周囲の人からは判断がつきにくいのである。
しかも、意識界を通過してくるときには、様々な方法論を使用した形になるので、
思考がバラバラのように映るが、無意識界に入ると必ず焦点があり、自我のところに集まり不動のものになる。

今後、私たちが国際人として生きていくには、また「ひと」としてどのような生き方をしないといけないか。
その答えは、自我が意識界をまた無意識界を離脱して、
天空に昇進して両方を包み込む「第3の自我」の確立を持つ必要性が出てきます。

「第3の自我」を形成するには、形而上的(無形のもの)な考察を持たなければならないし、
万物共通の思考を形成する必要がある。
これを会得するには自然界の法則を知るべし。
「答えは全て現場にある」


エコロジー建築家 矢上五郎八
新しいコラムへ 古いコラムへ
地熱住宅・五郎八の家